■ ID | 395 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | PM2.5長期測定データを活用した黄砂飛来事例の評価 Evaluation of Kosa by utilizing PM2.5 measurement data |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 竹内庸夫 Tsuneo Takeuchi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | ,第45回大気環境学会年会、平成16年10月22日、p.610 |
■ 抄録・要旨 | 2002年4月に大規模に飛来した黄砂の影響で、高濃度が2日連続したため、首都圏のSPM環境基準達成率は大幅に低下した。この事例について、SPM濃度中の黄砂による濃度上昇分を推定するために、PM2.5の長期観測データを活用した。
SPM(ベータ線)とPM2.5(TEOM)との差を粗大粒子とし、日平均値に対して粗大粒子割合を調べると、4月10日、4月11日のみが突出して高い割合であった。また、それ以外の期間では、SPMとPM2.5日平均値には高い相関が見られた。この両日のPM2.5濃度から、黄砂の飛来が無かった場合のSPM濃度を推定した。また、黄砂の指標としてカルシウムイオンの評価を行い、全県の濃度上昇がほぼ一様であったことから、本県における、黄砂の飛来がなかった場合の環境基準達成率を再評価した結果を紹介した。 |
■ キーワード | PM2.5、黄砂、TEOM、SPM、長期測定 |
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